肌と髪は、ほぼ同じ
肌と髪は、ほぼ同じ。
全く違うように見えているこの両者が同じ、と言われてもピンとこないかもしれませんが、それはあくまで見た目のイメージでそう思っているだけなんです。
肌も髪も共に体の外側にある表皮という細胞が死んで堆積したもの。
何層か積み重なって“垢”となって剥がれ落ちるのが「肌」で、何層積み重なっても剥がれ落ちないのが『髪』。
ざっくりですがこんな感じです。
どちらもケラチンと呼ばれるタンパク質で作られた物質で「破壊される理由」と「健康な状態を保てる理由」は、どちらもほぼ同じです。
肌を傷めないものは、髪も傷めない
肌と髪はほぼ同じ物質でできていますので、肌の健康を保つために開発されている「スキンケア剤」は、髪の健康を保つためにもとても有効な「ヘアケア剤」にもなるということです。
残念なことに「肌と髪がほぼ同じ物質」であることを理解している美容師は、ほとんどいません。(私たちも肌科学を学ぶまではそうでした)
知らないが故に、髪のおしゃれだけに目を向け、髪のタンパク質を壊すことによって作り上げるパーマやカラー剤の”パワー”を追い求めています。
結果として、しっかりとしたウェーブや色味を表現することはできるのですが、その反面、髪そのものは本来の姿から大きく壊されていますので、かなりダメージを負うことになります。
当然のことですが、ほぼ同じ物質である「肌」も同様に大きなダメージを受けていることになります。
本当は “ごまかしている” だけ
サロン仕様と呼ばれるトリートメントには市販のものより、ダメージを隠す効果があるコーティング成分が大量に含まれている傾向にあります。
ダメージを受けているはずの髪を、ツルツルピカピカ輝いているように見せかけることができ、「サロン帰りの艶髪」を演出するにはマストと考えられているからです。
でも、これは髪のダメージを“ごまかした”だけで、 けっして髪を修復したわけでも、ダメージがなかったわけでもありません。
コーティング剤は日々剥がれていきますので、偽りの艶髪はダメージを露出し始めます。
「オイルを塗らなければどうにもまとまらない」というのは、髪の本質がダメージを受けているというサインです。
THEORYで使うヘアケア剤は
そのまま「肌」にも使用できるスキンケア仕様
「肌と髪は、ほぼ同じ」。
だから当サロンでは、 シャンプー・トリートメント・ブロー・パーマ・カラーなどすべての施術工程にて、そのまま肌のスキンケアに使えるスキンケア仕様のヘアケア剤を使用しています。
スキンケア仕様のヘアケア剤で髪のスタイリングを行う。
だから、頭皮も髪も傷めない‼
これがTHEORYで提供させていただく「素髪(スガミ)メソッド」と呼ばれる技法です。
傷めずキレイを叶える
10年先のキレイを守る
「素髪メソッド」はそのために生み出されたサステナブルな施術法です。